インタビュー｜西宮の歯医者・歯科｜松井歯科医院

患者さまが緊張していることを認識した上で、真摯に向き合います

歯科を受診するときは身構えてしまう方が多いでしょうし、初めて行く歯科医院であればなおさら緊張していることでしょう。私はそうした患者さまのお気持ちを理解した上で、真摯にお話を聞くように心がけています。お話の時間は15分ご用意していますが、内容によっては延長して耳を傾けることもあります。

そうして、今お困りの症状を確認してから治療に取りかかります。もし、すでに痛みが出ているのであれば当日中に痛みを取るところまで治療を進めますので、お知らせください。

自分だったら、話を聞いてくれて治療が丁寧なところを受診します

私は、患者さまの立場に立って考えることを診療方針としています。その上で、もし自分が患者さまの立場で受診する歯科医院を選ぶとしたら、やはり話を十分に聞いてくれて、丁寧に治療してくれるところがいいですね。

また、歯科医師の「顔が見える」というのもポイントになると思います。来院してからずっと、スタッフの対応ばかりで歯科医師が姿を見せなかったら、不安になってしまうのではないでしょうか。当院では、治療も予防も私が対応しますので、お悩みをスタッフごとに何度も説明する必要はありません。

入れ歯は、調整を経てご自分の歯のようになっていくものです

「せっかく作った入れ歯なのに合わない」と嘆く患者さまがよくいらっしゃいますが、入れ歯は異物ですから最初は違和感があって当然です。作ったら終わりではなく、ぜひ調整にご来院ください。調整を重ねることで、だんだんとご自分のお口になじんでいきます。

私は、入れ歯が調整を経て、お身体の一部のようになじんでいくことこそが入れ歯作りの醍醐味だと考えています。これからも、お口に合う入れ歯作りに一生懸命取り組んでいくつもりです。

目標は開院100周年に向かって、地域の皆さまと歩んでいくこと

当院の初代院長は私の祖父で、私は3代目です。ずっとこの場所で診療しており、今でも祖父や父の代からの患者さまが来てくれています。そうした患者さまを私が引き継いで見守っていきたいと思っていたので、ほかの場所で開業することは考えませんでした。

このまま続けていけば、やがて開院100周年に到達します。その日に向かって、これからも地域の皆さまに寄り添いお口の健康作りをしていきたいと思います。